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串間市・福島地区の魅力|串間駅とまちなかの道の駅でつながる、市役所のあるまちの引っ越し事情
JR串間駅と道の駅くしまが向き合うまちなか、国道220号沿いの中心市街地、串間市役所の組織や福島地区の歴史、お隣・本城地区の串間温泉、福島港花火大会など串間市三大イベント、串間市の人口・地理データまで。串間市の本庁地区・福島の暮らしを紹介し、市役所での転入手続きや駐車事情など引っ越しの注意点もまとめます。
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串間市の福島(ふくしま)地区は、串間市役所がある本庁地区であり、串間駅・道の駅くしま・国道220号沿いの商店街が集まる、市の「顔」とも言える中心市街地です。串間市は1954年(昭和29年)11月3日、南那珂郡の福島町・大束村・本城村・都井村・市木村が新設合併して誕生した市で、現在は福島・北方・大束・本城・市木・都井の6地区に分かれます。福島地区はそのなかでも、市役所・駅・道の駅という3つの中心機能が、歩いて回れる距離にまとまっている場所です。
「福島」という地名の歴史はさらにさかのぼります。1889年(明治22年)の町村制施行で西方村・高松村・奴久見村が合併して福島村が誕生し、1926年(大正15年)に町制を施行して福島町に。1951年(昭和26年)には北方村と合併し、北方・南方・秋山・串間などの大字を加えて人口19,204人、県内3番目の規模の町になったと伝えられています。そして1954年の市制施行で串間市の一部となり、現在の福島地区につながっています。さらに歴史をたどると、平安時代にはこの一帯に「櫛間院」という荘園が置かれ、南北朝時代には野辺氏が串間城を拠点に約120年間この地を治めていたとされ、室町時代には「福島」の名で対明貿易の拠点としても栄えたという記録も残っています。
この記事では、串間駅と道の駅くしまの一体的な再生、国道220号沿いの中心市街地、串間市役所の組織や福島地区の歴史的な背景、串間市の人口・地理データ、福島港花火大会など串間市の三大イベント、お隣の本城地区にある串間温泉まで、福島地区を中心に串間市のまちなかの暮らしを紹介します。後半では、引っ越し屋の目線で見た中心市街地ならではの注意点もまとめます。
串間駅と道の駅くしま。「まちなか型」道の駅が生んだにぎわい
JR日南線・串間駅は、1935年(昭和10年)4月15日に志布志線の「福島仲町駅」として開業し、1959年(昭和34年)10月1日に現在の「串間駅」へ改称されました。1963年(昭和38年)には志布志線から日南線へと所属路線が編入されています。2007年2月には農水産物販売所「えきのえき」が駅構内にオープンし、2023年3月には新しい駅舎の使用が始まっています。現在の駅舎は、福島地区の玄関口としてだけでなく、まちのシンボルのひとつになっています。
同じ日南線には、串間駅のひとつ隣に「福島今町駅」(串間市大字西方)もあります。福島仲町駅(現・串間駅)と同じく、福島町時代の1935年の路線開設に合わせて設置された駅で、現在も小さな木造駅舎が残っています。「福島仲町」「福島今町」という旧称・駅名そのものが、このエリアがかつて福島町と呼ばれていたことを物語っています。
串間駅のすぐそばにあるのが「道の駅くしま」です。2021年4月にプレオープンしたこの道の駅は、宮崎県最南端に位置するとともに、全国的にも珍しい「まちなか型」の道の駅として知られています。串間駅から道の駅までの距離は徒歩数分ほどで、駅と道の駅、商店街が一体になった回遊性が福島地区らしい特徴です。
施設は、地元の海・山の幸を扱う直売所や飲食施設が入る棟と、観光案内・24時間利用できるトイレなどがある情報提供棟の2棟構成です。飲食施設の「ウミヤマショクドウ」では、地元の養殖ブリ「黒瀬ぶり」を使ったメニューなど、串間ならではの食を楽しめます。店舗や営業時間は変わることがあるため、訪れる際は道の駅くしまの公式情報で最新の状況を確認するのがおすすめです。
国道220号と中心市街地。市役所・商店街がまとまる本庁地区
福島地区の骨格になっているのが、市の中心部を南北に貫く国道220号です。宮崎市から日南市を経て鹿児島県方面へ続くこの国道沿いに、串間市役所、商店、金融機関、医療機関などが集まり、串間市の生活機能の多くがこのエリアに集約されています。福島地区には桂原・穂佐ヶ原・上町・桜ヶ丘・城山など、自治会単位で見ても数十の町名があり、国道沿いの商業地から住宅地まで、ひとつの地区のなかに多様な顔を持っているのも特徴です。
串間市役所は大字西方(福島地区内)にあり、住民登録などの窓口は市民協働課が担当しています。市役所のすぐ近くに串間駅・道の駅くしまがあるため、転入手続きのついでに道の駅で買い物をする、といった動線が自然に成り立つのも、このまちなか地区ならではです。
市街地を流れる福島川沿いには、福島川河川歴史公園のような水辺の憩いの場も整備されています。幹線道路の利便性と、川沿いの落ち着いた風景が同居しているのも福島地区の魅力です。
道路面では、東九州自動車道(油津那珂川道路など)の整備が日南市内まで進んでいる一方、串間市内は現時点でも国道220号がメインルートです。串間市内では都市計画道路「日南串間線」が自動車専用道路として計画され、現在は事業を進めている段階にあります。将来的な高速ネットワークの延伸が期待されているエリアともいえます。
串間市役所の組織と、福島地区にある公共施設
串間市役所は本庁舎1階に税務課・市民協働課・商工観光スポーツランド推進課・会計課・教育委員会事務局・危機管理課、2階に総務課・総合政策課・財務課・議会事務局・監査委員事務局・選挙管理委員会・FM戦略課、3階に農業振興課・農地水産林政課・都市建設課・農業委員会が配置されています。このほか、福祉事務所・医療介護課も串間市の窓口です。上下水道課は本庁舎とは別の建物(串間市民病院の隣)にあり、引っ越しの転入手続きで利用する市民協働課とは窓口が分かれている点は覚えておくとよいでしょう。
市役所の周辺には、串間警察署(大字西方)や串間郵便局(大字西方5616)など、暮らしに直結する公共施設も集まっています。
串間郵便局は国道沿いの一角にあり、貯金・保険・郵便のほか、銀行ATMも併設しています。福島地区から少し足を延ばすと、串間市総合運動公園(大字西方9080-1)もあり、屋内練習場や野球場、陸上競技場、プール、テニスコートなどが整備されています。
学校では、福島地区に串間市立福島小学校(大字西方)があります。中学校は、市内6校が再編・統合される形で2017年(平成29年)4月に新しい串間市立串間中学校が発足しており、福島地区の生徒もこの串間中学校に通学します。70年近い歴史を持っていた福島中学校は、この再編にともなって幕を閉じました。校区の詳細は住所によって変わるため、子育て世帯は契約前に串間市教育委員会へ確認しておくと安心です。
串間市の地理・人口の基礎情報
串間市は宮崎県の最南端に位置する市で、東経131度09分〜23分、北緯31度21分〜39分のあたりに広がっています。面積はおよそ295平方キロメートル。東は日向灘、南は志布志湾に面し、北は日南市・都城市、西は鹿児島県志布志市と接しています。市域は平地が少なく丘陵地帯が多いとされ、福島川・大矢取川・千野川・本城川・市木川などの河川が市内を流れています。気候は黒潮の影響で冬も比較的温暖な一方、夏から秋にかけては台風の通り道になりやすいという特徴もあります。
人口は、2026年6月1日時点の推計でおよそ1万4千人台、人口密度はおよそ49人/平方キロメートルです(市の公式統計に基づく目安の数値で、最新の正確な人口は串間市公式サイトの「現住人口」のページで確認できます)。福島町だった1951年の合併時には人口19,204人を数えた記録もあり、長期的には人口減少が進んでいるエリアです。それでも串間市役所・串間駅・道の駅くしまという3つの中心機能が福島地区に集まっている構図は変わっておらず、市内のなかでは生活利便性が高い地区であり続けています。産業面では、米・サツマイモ・キンカン・マンゴー・キュウリなどの農業や、アジ・サバ・カツオなどの近海漁業が盛んな土地柄です。
お隣・本城地区の串間温泉。「美人の湯」でひと息
福島地区から車で行き来しやすい場所に、串間温泉「いこいの里」(串間市大字本城)があります。行政区分としては福島地区のお隣・本城地区にある施設ですが、串間市民の日常の入浴施設として、また市外からの来訪者の立ち寄り湯として、福島地区の生活圏と一体的に利用されている温泉です。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で、液性は弱アルカリ性(pH8.4)。炭酸水素イオンを豊富に含む湯は「美人の湯」とも呼ばれ、地元で長く親しまれています。大浴場や露天風呂、サウナなどを備えた施設で、ゆったり過ごすことができます。引っ越し作業で疲れた体を癒やすのにも、覚えておきたいスポットです。
福島港花火大会と串間市民秋まつり。中心市街地が主役になる日
福島地区を含む串間市中心部は、年間を通じていくつかの大きなイベントの舞台にもなります。串間市の代表的な行事として、都井岬火まつり、福島港花火大会、串間市民秋まつりの3つが「串間市三大イベント」として位置づけられています。
福島港花火大会は例年10月ごろに福島港周辺で開催され、これまでの開催では夜空に数千発規模の花火が打ち上げられてきました。会場は17時ごろから露店やキッチンカーが並びはじめ、夜には音楽に合わせた花火が打ち上がります。2025年の開催は「第42回」を数える、長年続いてきたイベントですが、串間市の発表によると、資機材・人件費の高騰を理由に2026年度(令和8年度)は休止し、資源を都井岬火まつり・串間市民秋まつりに集中させる方針です。2026年10月ごろに福島地区周辺で引っ越しを予定している場合、花火大会を理由にした交通規制は基本的に見込まなくてよい状況ですが、開催の有無や日程は年によって変わるため、最新情報は串間市公式サイトで確認してください。
串間市民秋まつりは、串間市が誕生した11月3日(文化の日)にちなんで毎年行われ、2025年には「第59回」を迎えました。メイン会場は道の駅くしまの正面駐車場です。正午からのパレードには約45団体が参加し、仮装行列や神輿、各地区の子どもたちによる伝統芸能の披露やマーチング、「ミス串間」の登場などで市中を練り歩きます。同時開催の産業祭では地場産品の販売や試食、飲食コーナー、ステージイベントなどが行われ、地域の保育園・小中学校の作品展や健康福祉コーナーも並びます。パレードは福島小学校から市街地の交差点まで練り歩くなど、まさに福島地区の通りそのものが会場になるイベントです。
開催日や規模は年によって変わるため、最新情報は串間市公式サイトや串間市観光物産協会サイトでの確認をおすすめします。
引っ越し屋の目線で見る福島地区
ここからは引っ越し屋の目線です。福島地区は串間市のなかでも建物や店舗が密集した中心市街地なので、事前確認が当日のスムーズさに直結します。
1. 中心市街地の道幅と駐車事情を確認する
国道220号沿いから一歩入ると、商店街や住宅地には道幅が限られる通りもあります。軽トラックは小回りが利きますが、「建物の前まで車を寄せられるか」「停められない場合はどこに駐車して荷物を運ぶか」は、見積もり時点で把握しておきたいポイントです。たとえば桂原や上町など、国道から一本入った住宅密集エリアでは、4トン車では進入できず軽トラックでの小分け搬送に切り替えるケースもあります。建物前の道路や駐車スペースの写真があると、作業時間の見立てがぐっと正確になります。
2. 串間駅・道の駅周辺は人と車の往来が多い時間帯がある
串間駅と道の駅くしまが向き合うエリアは、買い物客や送迎の車、道の駅の納品車両などで混み合う時間帯があります。特に土日や連休の午前10時〜午後の早い時間帯は、道の駅の駐車場が満車に近づくこともあります。引っ越しの搬出入をこのエリア近くで行う場合は、午前の早い時間帯を選ぶ、駅・道の駅から少し離れた場所に作業車を停めて台車で運ぶ、といった工夫で渋滞を避けやすくなります。
3. 転入手続きは串間市役所市民協働課へ
福島地区をはじめ串間市内に引っ越した場合、転入届などの住民登録の手続きは串間市役所市民協働課(串間市大字西方5550、TEL 0987-72-1111)が窓口です。受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分まで(土日祝・年末年始を除く)。届出は引っ越した日から14日以内に行う必要があり、転入届には前の市区町村で発行される転出証明書や運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類、印鑑が必要になります。転出元の手続きとあわせて準備しておくと当日がスムーズです。水道の使用開始手続きは、上下水道課(串間市民病院隣、大束・本城・都井・市木の各支所でも受付)で使用開始の3〜4日前までに申し込む必要があり、市役所本庁とは窓口も申込タイミングも異なるため、転入手続きと分けて早めに済ませておくと安心です。
4. 串間市民秋まつりの時期は道路混雑に注意
11月3日の串間市民秋まつりなど、中心市街地が会場になるイベントの開催日は、周辺道路の交通規制や駐車場不足が起こりやすくなります。串間市民秋まつりは道の駅くしまの正面駐車場がメイン会場になり、パレードは福島小学校から市街地の交差点まで練り歩くため、当日は普段使っているルートが通行止めになることもあります。なお福島港花火大会は2026年度は休止が発表されているため、10月の交通規制は基本的に見込まなくてよい見通しですが、開催状況は年によって変わるため、この時期に福島地区周辺で引っ越しを予定している場合は、イベント情報を事前に確認し、ルートや時間帯を調整しておくと安心です。
5. 河川・橋を渡る動線を考えておく
福島川などの川を挟んで市街地が広がっているため、引っ越し先によっては橋を渡るルートが必要になることがあります。橋の幅や交通量によって所要時間が変わることもあるので、移動元・移動先の住所を伝えてもらえると、ルートの見立てがしやすくなります。たとえば福島川沿いの住宅地から国道220号方面へ抜ける場合、橋の手前で右左折のレーンが狭い箇所もあるため、長尺の家具を積んだトラックでは迂回したほうがスムーズなこともあります。
6. 公共施設・学校周辺は送迎時間帯の混雑に注意
串間市立福島小学校や串間市総合運動公園、串間警察署・串間郵便局の周辺は、登下校の時間帯や運動公園でのイベント開催日に、車の出入りが増えることがあります。学校の近くに引っ越す場合は、平日朝7時台後半〜8時台、夕方の下校時間帯を避けて作業時間を組むと、近隣に配慮した搬入出がしやすくなります。
7. 旧駅舎・旧町名エリアは番地の確認を丁寧に
福島地区には「福島仲町」「福島今町」など、旧福島町時代の地名や駅名の名残があり、住所表記が大字西方の通称町名と公的な住所で異なって伝えられることがあります。見積もり依頼の際は、できるだけ郵便番号や正式な大字・番地まで伝えてもらえると、当日の道に迷わず到着できます。
8. 見積もり時に伝えるとスムーズなこと
- 移動元と移動先の住所
- 希望日と時間帯(イベント開催日は余裕を持って)
- 建物の種類、階数、エレベーターの有無
- 建物前に車を停められるか、前面道路の広さ
- 冷蔵庫、洗濯機、ベッドなど大きな荷物の種類
- 荷物・建物前・通路の写真
まとめ:福島地区は串間市の「玄関」であり「中心」
福島地区は、串間駅と道の駅くしまが向き合うまちなか、国道220号沿いの中心市街地、串間市役所のある本庁地区として、串間市の機能が集まる場所です。平安時代の荘園「櫛間院」、室町時代の対明貿易、福島町としての歩みといった長い歴史の積み重ねの上に、いまの福島地区があります。お隣・本城地区の串間温泉や、福島港花火大会・串間市民秋まつりといった季節の行事も、福島地区を中心とした生活圏と密接につながっています。「市役所」「駅」「道の駅」が歩ける距離にあるというコンパクトさは、串間市に引っ越す方にとって暮らしやすさに直結するポイントだと思います。
ドーズキャリーサービスでは、串間市内の引っ越し、宮崎市と串間市のあいだの引っ越し、単身引越し(8,000円〜、単身引越しパックは2時間13,500円〜)などを承っています。拠点の宮崎市青島西から串間市中心部までは、国道220号経由で概ね100分前後が目安です(東九州自動車道は日南市内までの整備が進んでいますが、串間市内は現在も国道220号がメインルートです)。中心市街地ならではの道幅や駐車事情は、写真を使った事前相談がスムーズです。お電話(0120-931-677、受付8:00〜20:00)またはメール([email protected])でお気軽にご相談ください。
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